2019年03月14日
住友化学、ナイルワークス、農業用ドローンで約16憶円の第三者割当増資を実施
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学、ナイルワークス

農業用ドローンのナイルワークス(東京都渋谷区、柳下 洋社長) は14日、INCJ,住友化学、住友商事、クミアイ化学工業、スパークス・グループを運営者とする未来創生2号ファンド「Drone Fund 2号」を引受先とする総額約16憶円の第三者割当増資を実視したと発表した。創業以来の累計資金調達額は約24憶円となる。

同社は、「空からの精密農業」をビジョンに掲げ、センチメートル精度で完全自動飛行する農業用ドローンの開発およびドローンに搭載した専用カメラで作物の生育をリアルタイムで診断し、診断結果に基づいた栽培管理を提案する生育診断クラウドサービスの事業化を推進している。

現在、量産化モデル第1弾である新型機「Nile-T19」を6月から販売開始する準備を進めている。未来創生2号ファンドは、ナイルワークスへの出資を通して、より良い未来社会の実現とイノベーションの加速に貢献していく考えである。