2019年03月15日
日化協、「低炭素社会実行計画」CO2排出削減目標を見直し
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本化学工業協会

日本化学工業協会は15日、2013年度から取り組んでいる「低炭素社会実行計画」を見直したと発表した。これは、2015年度、2016年度、2017年度のCO2排出削減量実績が、いずれも2030年度の目標値を達成したことから、CO2削減に対する化学産業の姿勢と取り組みを示していくため、新目標を設定したものである。

具体的には、新目標では基準年度を2013年度(従来目標では2005年度)とし、絶対量については「679万t-CO2削減(10・7%削減)」(従来目標では、設定なし)、BAU比については650万t―CO2削減(従来目標では200万t-CO2削減)とした。今回、絶対量指標管理を導入したことは、これまでのBAU比指標のみの目標に比べて次元の高い目標であり、化学産業の取り組む姿勢をわかりやすく示す意味からも、大きな転換になると日化協では説明している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1552619509.pdf