2019年04月18日
東レ、造水効率を最大2倍に高めた小型RO膜エレメントを開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:東レ

東レはこのほど、造水効率(膜への供給水量を100とした場合の透過水量)を最大2倍に高めた小型RO膜エレメントを開発したと発表した。これは、RO膜エレメントを通す給水と透過水が流れる際の抵抗を極限まで抑えつつ、供給水流速を高める技術によって、造水効率の良い省エネ運転を可能にすることで実現した。今後、スケールアップに向けたグローバル実証を進め、産業用大型RO膜エレメントへの展開を目指していく方針である。

なお、米国ロスアンゼルスで4月23~25日に開催される「2019 WQA CONVENTION&EXPOSITION]に今回の開発したRO膜エレメントを出展する予定である。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1555568709.pdf