積水化成品工業は23日、熱可塑性エラストマー発泡体「エラスティル」(商品名)の植物由来グレードを開発したと発表した。
「エラスティル」は、独自の発泡および成形技術で開発。成形品は軽量性、高反発性、曲げ強度や圧縮強度などの高い機械的特性を有しており、ランニングシューズの世界メーカーであるリーボック社の「フロートライドエナジー」のミッドソールに採用されている。
積水化成品は今回、植物由来グレードの「エラスティル」BIOを開発し、製品ラインアップに追加した。
リーボック社は2020年秋に発売予定の植物由来ランニングシューズ「フォーエバーフロートライド グロウ」のミッドソール素材に「エラスティル」を採用する。
ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1579757270.pdf