富士フィルム、大容量データ管理ソフトウェア発売
 富士フィルムは6日、ユーザーのもとで快適にペタバイト・クラスの大容量データを管理できるソフトウエアを同日から発売すると発表した。

 「オブジェクト アーカイブ」は、データの容量拡張性と検索性に優れた“オブジェクト形式のストレージ”を磁気テープで実現したソフトウエア。低コストで安全にデータの長期保管ができ、今後さらに増大するデータストレージ需要に応えることが可能となる。

 現在、データの保管は、階層的なツリー構造によって分類し管理する「ファイル形式のストレージ」を用いるのがふつうだが、データ容量の増加に伴い処理速度が低下するなどの課題がある。
 
 「オブジェクト形式のストレージ」は、データを構造化せずに管理するため、保存できるデータ容量を簡単に拡張出きる。また、個々のデータに任意のメタデータを付与することで素早く正確にデータの検索ができる特長も有する。価格はオープン。


<用語の解説>
◆1ペタバイト=1,000,000GB。

<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1586149785.pdf

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