帝人と村田製、「電気の力で抗菌性を発揮」新繊維
帝人フロンティアと村田製作所(本社:京都府、村田恒夫社長)の両社は、「力が加わることで電気エネルギーを生み出し、抗菌性能を発揮する圧電繊維「 PIECLEX(ピエクレックス) 」を世界で初めて共同開発したと発表した。

両社は、同繊維をさらに研究・ 開発および事業化展開していくため、4月1日付で合弁会社(株)ピエクレックスを設立した 。本社を滋賀県野洲市に置き、社長には玉倉大次氏が就いた。資本金1億円で、出資比率は村田製作所51%、帝人フロンティア49%。

「PIECLEX」は、両社独自の技術を組み合わせて、人が動く力を電気エネルギーに変換し、抗菌性能を発揮する 新たなエネルギー活用技術を開発、製品化した。 原料は 植物由来のポリ乳酸(PLA)のため、地球環境保護にも貢献する。


ニュースリリース参照
https://www.teijin.co.jp/news/2020/06/04/20200604_01.pdf

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