5月のポリスチレン生産55.6千トン 7%減
 日本スチレン工業会は16日、5月のポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の生産出荷と用途別実績を以下のとおり発表した。

■ポリスチレン(PS)
 生産は55.6千トンで、前月比▲12%、前年同月比▲7%だった。
 内需は51.3千トンで前年比120%。輸出は5.6千トンで同133%。
 用途別では電機・工業用が6.5千トン(前年比142%)、包装用23.3千トン(124%)、雑貨・産業用7.3千トン(132%)、FS用14.1千トン(102%)と、全部門で前年を上回った。内需合計は51.3千トン(120%)だった。
 

■スチレンモノマー(SM)
 生産は155.7千トンで前年同月比▲9%、前月比▲3%だった。
 内需は112.2千トンで、同110%(同92%)だった。
 輸出は41.1千トンで同71%(93%)と2カ月連続のマイナス。
 内需は主力のPS(GP/HI)向けが51.9千トン(前年比94%)、EPS7.8千トン(135%)、合成ゴム1千トン(%)、
 ABS樹脂向けは19.0トン(150%)、不飽和ポリエステル2.6千トン(113%)などだった。


ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1623828364.pdf

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