2002年12月18日
米国デュポン社が種子事業を中国で開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:デュポン、パイオニア

 米国デュポン社は中国で農業用種子事業を開始すると発表した。同社の子会社で世界最大の種子会社パイオニア・ハイブレッド・インターナショナルが、中国の大手種子会社であるDenghai Seed Group(登海種業集団)と合弁会社Shangdong Denghai Pioneer Seeds Co., Ltd.(山東登海−先鉾種業有限公司)を設立、同国の農家向けに収穫率の高いトウモロコシの種子を生産する。

 中国のトウモロコシ作付面積は2,500万ヘクタールと、アメリカに次いで世界第2位。さらに今後10年間に家畜飼料用トウモロコシの消費量の大幅な伸びが期待されている。

 新会社は、中国トウモロコシ市場全体の約3分の1を占める夏トウモロコシ市場を対象に、高収量のハイブリッド・トウモロコシを開発、発売する予定で、2004年には新品種を市場へ導入する。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=491