2002年12月19日
汎用4樹脂の11月の国内向け出荷が軒並み前年超え
PPが引き続き大幅な伸び、PSは5ヵ月連続の前年比プラス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 汎用4樹脂(ポリオレフィン3樹脂とポリスチレン)の11月の出荷実績は、HDPEを除く3樹脂が前年同月を上回った。LDPEが3%、PPが7%、PSが8%それぞれ前年同月を上回っている。PPとPSの伸びの大きさが特に目を引く。HDPEは4ヵ月連続の前年同月割れとなったが、縮小幅はわずか1%にとどまっている。
 
 注目されるのは、国内向け出荷が4樹脂全て前年同月を上回っている点だ。4樹脂が揃って前年同月を上回ったのは、5月と7月に続いて今年3度目。LDPEが3%増、HDPEが1%増、PPが9%増、PSが8%増--となっており、この場合もPPとPSの伸び率の高さが目立つ。
 
 一方の輸出は、PSが14%の大幅増となりLDPEも5%増と順調な伸びを遂げたが、PPは14%減、HDPEは13%減とともに大幅な減少となった。うちPPの縮小は、好調な内需に対応してきたことによって輸出余力が乏しくなったためと見られている。HDPEの減少はアジア市況の回復の遅れが主因と見られる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/02C19005.tif