2002年12月20日
経産省、来年度予算一次内示発表、重点4分野にシフト
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:なし

 経産省は20日、2003年度予算の一次内示概要を発表した。厳しい財政事情を反映して、一般会計予算は8,816億円と、前年度予算額に対し276億円(3.1%)の減少。特別会計も1兆3,650億円で9億円のマイナスが内示された。
 
 同省はその中で、景気回復に向けて、民需主導経済への転換を図ろうと、「需要創出と構造改革」「産業競争力の強化」推進のために予算の重点配分を行い、とくに「実用化・市場化に直結する戦略的技術」に力点を置いた「産学官連携による研究開発」に対して、予算を集中投入する。また新たなビジネスフロンティアの開拓、活力ある中小企業の育成と地域の活性化、情報化の推進、環境・エネルギー問題への対応なども強力に推進するとしている。
 
 重点分野のうち「実用化・市場化に直結する戦略技術開発」関連予算の分野別配分と、研究項目は以下の通り。

(1)情報家電・ブロードバンド・IT分野;224.7億円(前年度予算45.6億円)
◇半導体微細加工、半導体材料◇半導体アプリケーションチップ、新機能デバイス◇情報通信システム高度化◇次世代ディスプレイ◇準天頂衛星システム

(2)健康・バイオテクノロジー分野;51.6億円(新規)◇ポストゲノム◇バイオとITの融合◇ナノバイオテクノロジー

(3)環境・エネルギー分野;347.4億円(220.2億円)◇軽量化・放熱技術等◇燃料電池技術開発◇次世代ディスプレイ

(4)ナノテクノロジー・材料分野;152.2億円(45.6億円)◇超微細レベルで制御した高機能材料◇半導体微細加工、半導体材料◇超微細加工技術のバイオ分野への応用 

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/02C20004.tif