2002年12月25日
ポリオレフィンの出荷の累計、LDPEとPPが前年超えに
目立つPPの射出成形品種の伸び、HDPEはなお前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 ポリオレフィン各樹脂の今年1月から11月までの出荷の累計は、LDPEとPPがごくわずかながらも前年同期超えとなった。LDPEは0.4%増、PPは0.2%増となっている。うちPPは、1〜9月の合計も1〜10月の累計も前年同期を下回っていたが、11月の国内向け出荷が特に好調で前年同月を9%上回ったため1〜11月計でようやく前年を若干上回るところまできたもの。LDPEは1〜10月の累計に続いての前年同期超えである。HDPEは依然として前年同期を下回るかたちが続いており、1〜11月計も2%強の前年割れとなった。

 LDPEとPPの場合は、ともにそれぞれの最大消費品種の需要が秋口から好調に推移しているのが効いている。中でも目を引くのはPPの射出成形用品種の4.5%増である。これには、工業部品用が9月以降3ヵ月連続で10数パーセントの伸びを遂げていることが大きく作用している。一方、HDPEの場合は、フィルム用品種の不振が響いている。
 
 各樹脂の出荷の1〜11月の累計は以下の通り。単位はトン。かっこ内は前年同期比。
 [LDPE]
 国内合計   1,428,841( 99.6%)
  フィルム用  743,840(102.5%)
  加工紙用   239,900( 98.8%)
 輸出      208,506(106.2%)
 出荷合計   1,637,347(100.4%)
 [HDPE]
 国内合計    883,658( 97.7%)
  フィルム用  320,741( 95.7%)
  中空成形用  159,650( 99.5%)
 輸出      181,170( 96.7%)
 出荷合計   1,064,828( 97.5%)
 [PP]
 国内合計   2,292,270(103.1%)
  射出成形用 1,320,909(104.5%)
  フィルム用  470,748(100.4%)
 輸出      220,525( 77.7%)
 出荷合計   2,512,795(100.2%)