2002年12月25日
アジア各地でエチレンのスポット価格が急騰
ナフサの高騰で一部には500ドル近いものも
【カテゴリー】:海外
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 エチレンセンター筋の調べによると、アジア地域でエチレンのスポット相場が急騰してきた。
 
 極東のCFR価格はトン当たり高値が470ドル、安値が440ドルとなっている。12月初旬に比べると40〜60ドル上がっている。東南アジアのCFR価格は同490ドル、同460ドルで、20〜40ドルの上昇となっている。
 アジア地域のエチレンのスポット相場は、需給がタイトなプロピレンと異なりあまり大きな変動なく推移してきていた。このため棒上げ状態が続くプロピレン相場との間に130ドルもの値差がついた時期も何度あった。それがここにきて様相が大きく変わってきたわけで、これに伴いプロピレンとの格差も多少縮小している。
 
 この要因は、12月中旬以降とくに目立ってきたナフサの国際スポット相場の高騰にあると見られる。ナフサ相場は、今後も原油のスポット相場の高騰に伴いなお上昇するとの見方が少なくない。このままいくと、アジア地域におけるエチレン系誘導品メーカーは重大な危機に襲われることになる。