2003年01月17日
WTO「米バード修正条項」はアンチダンピング協定違反
【カテゴリー】:行政/団体
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 米国のアンチダピングに関する「バード修正条項」をWTO協定違反だとして日本など11ヵ国が提訴していた問題で、経産省は17日、ジュネーブにあるWTO紛争処理上級委員会が同日(ジュネーブ時間16日)、日本などの主張を認め、同条項をアンチダンピング協定および補助金・相殺措置協定違反とする報告をまとめ、この旨が全加盟国に伝えられたと発表した。
 
 「バード修正条項」というのは、「徴収したアンチダンピング税・補助金相殺関税による収入を、提訴者および提訴を支持した国内生産者に配分する」ことした米国の法律で、2000年10月に米国議会で可決された。
 
 これに対して日本およびEC9カ国は、同法律は「かえってアンチダンピング措置の乱用を招き、公正貿易が歪められかねない」と懸念。WTOに対して協定違反であると提訴、主張してきた。WTOは、01年8月紛争処理機関にパネルを設置するとともに、審議を行ってきた。
 
 今回の報告に基づき上級委員会は、米国に対し「バード条項をWTO協定に整合的なものとするよう」是正勧告を行った。経産省は「今後米国が同報告の勧告内容を早期に履行するよう期待する」とコメントしている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/03117007.tif