| 2003年01月23日 |
| ポリオレフィンの12月の国内向け出荷が全て前年超え |
| PPは、自動車部品の好調で12月単月では市場最大規模 |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
ポリオレフィン3樹脂の昨年12月の出荷実績は、LDPEが前年同月比5%増、PPが同4%増と好調を維持したものの、HDPEがわずか1%ながらマイナス成長となった。PPは4ヵ月連続の、またLDPEは3ヵ月連続の前年同月超えである。逆にHDPEは5ヵ月続いての前年同月割れとなった。 もっとも、出荷のうちの国内向けは3樹脂全てが前年同月を上回った。11月に続いてのこと。LDPEは6%、HDPEは3%、PPは7%それぞれ前年同月を上回っている。うちPPは12月単月としては史上最大規模となった。これには、主力品種の工業部品用が引き続き好調を維持して14%もの増加となったことが大きく作用している。同品種の前年同月超えはこれで9ヵ月連続となった。専ら自動車部品向けの需要の拡大によるもの。特に9月以降は連続4ヵ月にわたって前年同月比が2けた増となっている。 同じPPでは、フィルム用の9%増、押出用の10%増などが目立つ。同樹脂の場合は全ての品種が前年同月を上回っている。 LDPEでは一般フィルム用の6%増と射出成形用の13%増が目を引く。HDPEは、射出成形用の5%増を除いて主力品種が全て前年同月を下回っている。フィルム用も輸入品の増加が影響して3%の減少となった。中空成形用も0.4%の小幅ながら前年同月を下回っている。ただし、同じ中空成形用でも大型製品用はガソリンタンク向けの需要好調で26%もの大幅な増加となっている点が注目される。 一方、輸出は3樹脂全てが前年同月を下回った。LDPEは2%減にとどまっているが、HDPEは15%減、PPは19%減と大幅な減少になっている。両PEの縮小はサウジアラビアやシンガポール勢の勢力拡大のあおりを受けてのものと見られる。PPは場合は、内需の好調に伴う輸出余力の縮小が要因と判断される。 実績の概要は、1〜12月計も含めて別表の通り。 別表参照 http://www.chem-t.com/fax/images/03123005.tif |