| 2003年01月23日 |
| ポリオレフィンの昨年年計の出荷は前年の横並び |
| PPも国内向けは史上最高だが、輸出が大幅減 |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
ポリオレフィン3樹脂の昨年の総出荷数量は、おおむね前年の実績の横並びとなった。LDPEは1%増えたが、PPは0.46%増にとどまり、HDPEは2%の縮小となっている。 LDPEの1%増は、国内向けが0.08%増と横這いに終わったものの輸出が5%増となったことによるもの。 PPの横並びは、国内向けが3%増と順調な伸びを遂げた反面、輸出が22%もの大幅減となったことに伴うもの。LDPEとはちょうど逆の結果となっている。同樹脂の国内向けは史上最大規模となった。輸出の大幅減は、同樹脂各社の輸出余力が急速に縮小してきたことによるものと見られる。 一方のHDPEが2%減となったのは、国内が2%に終わったのに加えて輸出も4%減と不振であったため。 各樹脂の主要品種の国内向け出荷の中では、PPの工業部品用とHDPEの大型中空成形用の伸びの大きさが注目される。PPの工業部品用の昨年の総出荷数量は70万t強となり前年を6%上回った。HDPEの大型中空成形用は、絶対量がまだ3万3,000tと小さいながら前年に対する伸び率は27%にもなっている。PPの増加は、自動車の生産増と他の材料との代替の進展によると見られている。HDPEの大幅増は、下期に入って加速したガソリンタンクの樹脂化が大きな促進材料となっている。 一方、3樹脂とも消化量の多いフィルム用品種の場合は、PPこそ1%増となったものの、LDPEは1%、HDPEは4%それぞれ前年を下回っている。HDPEの縮小には、強化極薄フィルムが安価な輸入品の増加の影響で7%減となったのが響いている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/03123005.tif |