| 2003年01月23日 |
| MMA製品の12月の出荷、モノマーもポリマーも依然好調 |
| 内需がともに大幅増、輸出は玉不足でモノマーが縮小 |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
MMA製品の昨年12月の生産と出荷の実績は、モノマーもポリマーもともに前年同月を上回った。いずれも、国内需要が引き続き活発であったことによるもの。導光板の需要の拡大が同月の場合も特に大きな要因となったようだ。 モノマーの生産は約4万8,000tで、前年同月を7%上回った。同モノマー業界全体が完全にフル稼働したことになる。 一方の出荷の中では、国内向けが30%もの伸びを遂げている点が注目される。導光板向けを中心に成形材料と押出板の需要が高水準を維持したのが最大の要因に挙げられる。反面輸出は21%もの減少となっている。これは、国内需要と各モノマーメーカーの自消の拡大によって輸出に振り向けられる余力が著しく減少したためと見られる。それでのなお、出荷合計は11%の増加となっている。 片やポリマーの生産のなかでは、押出板が18%増、成形材料が37%増とそれぞれこれまでをさらに大幅に上回る伸びを遂げている点が注目される。ともに導光板向けを中心とした需要全体の拡大によるもの。出荷では、押出板の国内向けが34%もの増加となっている点が特に目を引く。もっともその反面、輸出は65%減と極端な落ち込みになっている。それでも押出板の出荷トータルは30%増という高水準になっている。 成形材料は、逆に輸出が34%増で国内向けの10%増を大きく上回っている。MMAメーカーが海外の関連会社向けに積極的に輸出したせいと見られる。出荷合計の伸び率は22%とこれも高率を記録している。注型板も総出荷量が10%増と順調であった。 これらMMA製品の昨年1年の総生産量は、モノマーこそ前年の1%増にとどまったものの、ポリマーは注型板が5%増、押出板が19%増、成形材料が18%増--といずれも順調な伸びを遂げた。モノマーが前年並みにおわったのは、設備能力からいってこれ以上の増産ができなかったからといってよい。 出荷は、国内向けがモノマーもポリマーも前年を大きく上回り、その結果、輸出を含めた出荷トータルも軒並み前年超えとなった。うちポリマーはいずれも2けた増である。 ●2002年MMAモノマー需給実績 http://www.chem-t.com/link/data/mma/2002mma.html |