2003年02月12日
PEフィルムの国産品の構成比率、昨年は68%前後に
PE袋は特に低下が進み43%内外に上昇
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:日本ポリオレフィン、日本ポリオレフィンフィルム工業組合

 日本ポリオレフィンフィルム工業組合が10日に週計したところによると、同組合加盟のフィルムメーカー203社の昨年1月から11月までの同フィルムの総出荷数量は83万7,267tとなった。ただし、前年同期との比較は、同組合の統計方式が昨年1月から変更されたので明らかでない。
 1〜11月の累計の樹脂別実績は、LDPEフィルムが52万6,428t、HDPEフィルムが28万2,093t、IPPが2万8,746t--となっている。輸入が急増しているHDPEのレジ袋は14万5,379tである。
 
 ポリエチレン製フィルムの総出荷数量は80万8,521tとなる。一方、同期におけるPE袋とPEフィルムの総輸入数量は37万1,692tであった。したがって、同期の国内総需要量に占める国産品の構成比率は68.5%ということになる。3年前の99年の国産化品の占有率は74.8%であった。また、5年前の97年は80.3%、95年は85.0%であった。PE袋の輸入の急拡大によって国産のPEフィルムの地盤は急速に沈下している点がはっきり読み取れる。
 輸入PE袋の直撃を受けているレジ袋用とごみ袋用を合計したPEフィルムの場合は、国産品の占める比率が43.0%にすぎず、輸入品が需要全体の57.0%を占めている計算になる。国産の年計の実績がまとまるまでにはあと1ヵ月近くかかるが、おそらく年計でもおおむね同じ結果が出ると見られる。

2002年ポリオレフィンフィルム出荷実績
http://www.chem-t.com/link/data/po/2002film.html