| 2003年03月04日 |
| 汎用5樹脂の対中輸出、1月は全て前年割れ |
| 軒並み大幅な減少、PP-Hも再び縮小 |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
汎用5樹脂の1月の対中国向け輸出通関数量(香港向けを含む)は、5樹脂全てが前年同月の実績を下回った。5樹脂が揃って前年同月を割り込むのは、最近では昨年5月、6月、10月とこの1月の計4度。PPのホモポリマーも3か月振りに前年同月を下回った。 注目されるのは、前年同月に対する縮小率がいずれもこれまでになく大きい点だ。中国による1月の汎用樹脂の輸出通関数量はLDPEを除いて全て前年同月を上回っているだけに、わが国の製品の輸出の減少は軽視できないところといえる。 PPのコポリマーが49.2%もの減少となっている点が特に目を引く。もっとも、同樹脂業界によると、同コポリマーの大幅減は活発な国内需要に対応していくために輸出に思い切って絞らざるを得なかったからのようだ。 しかし他の樹脂の場合は、シンガポール、台湾、中東産油国などの樹脂メーカーに価格面で競り負けたケースも少なくなかったと見られる。 各樹脂の1月の対中輸出通関数量は以下の通り。単位はトン。かっこ内は前年同月比。右は同月の全輸出量。 ◇LDPE 10,604(73.5%) 16,847(78.5%) ◇HDPE 14,164(84.0%) 21,199(78.8%) ◇PP-H 9,918(73.2%) 16,691(77.7%) ◇PP-C 2,229(50.8%) 7,671(96.6%) ◇PP計 12,147(67.7%) 24,362(82.8%) ◇PS 11,498(76.6%) 14,933(82.5%) ◇PVC 44,249(64.7%) 56,054(75.1%) |