| 2003年03月05日 |
| EPSのリサイクル率、02年は64.7%に拡大 |
| 前年を4.6ポイント上回る、リサイクル拠点も拡充 |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:なし |
発泡スチロール再資源化協会(JEPSRA)は5日、発泡スチロール(EPS)製品の2002年におけるリサイクル率(再資源化率)が64.7%に達したと発表した。前年の実績を4.6ポイント上回っている。 これは、02年のEPSの国内流通量17万6,000tのうちの11万3,000tがマテリアル・リサイクルとサーマル・リサイクルとで再資源化(有効利用)されたというもの。海外主要国のリサイクル率(ただし01年)は、米国が20%、欧州が25%、韓国が53%なので、日本の場合はきわめて高い比率ということができる。 国内流通量は、国産EPS19万1,500tに輸入EPS5,500tと輸入家電製品などの包装材として持ち込まれたと想定される4,500tを加えた数量から耐久消費材として使用中の2万5,500tを引いて割り出したもの。02年のリサイクル総量11万3,800tのうちマテリアルリサイクルは6万8,800tで、リサイクル率は39.1%。また、サーマルリサイクルは4万5,000tで、同25.6%となっている。マテリアル・リサイクルの内訳は、インゴットが4万2,000t、ペレットや顆粒品が4,800t、溶剤減容システム処理が2,600t、容器包装リサイクル法によるケミカル・リサイクルが1,200t--となっている。 同協会では、EPSのリサイクルが02年も順調に進展した背景については、(1)資源再生業者による処理体制の強化と設備の拡充(2)卸売り市場を中心とした水産容器のリサイクル量が増えたこと(3)容器包装リサイクル法に参画する自治体が増えてきたこと(4)自治体の間で高機能性焼却炉を設置してサーマルリサイクルに力を入れるところが増えてきたこと--などを挙げている。 同協会はかねてから、05年におけるリサイクル率として70%という目標を掲げて関係業界全体でのリサイクル活動を推進している。このテンポでいくと目標のクリアはほぼ確実といえそう。 |