2003年04月02日
使用済みプラ容器包装のコークス炉利用処理が急拡大
2月はついにリサイクル全体の51.7%を占める
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:なし

 日本容器包装リサイクル協会の調べによると、同協会の委託を受けて再利用事業者が2月に処理した使用済みプラスチック製容器包装の数量は1万6,467tとなった。前年同月の実績を29.6%上回っている。
 これに伴い、昨年4月からの累積は16万7,738tとなった。前年同期比は59.1%増となっている。

 こうした中で注目されるのは、同容器包装がコークス炉の化学原料として再利用されるケースが急拡大している点だ。2月の総処理量のうち8,513tがコークス炉の化学原料に利用されている。全体の処理量に占める構成比はついに50%の大台に乗って51.7%となった。第2位の高炉還元化の構成比は26.2%なのでコークス炉利用はダントツといえる。4月からの累計における構成比も49.3%と、他を大きく引き離している。第2位は高炉還元化の26.5%となっている。
 過去2年のコークス炉利用率は、平成12年度が22.6%、13年度が43.0%であった。今年度はさらに拡大に加速がついているわけで、これには、新日本製鉄が名古屋と君津に続いて八幡と室蘭でも昨年夏から使用済みプラスチック製容器包装のコークス炉利用を開始したことが大きく寄与している。