2003年04月02日
三菱グループの高気密性フレキシブル容器が順調な伸び
エージレス用や食品・薬品等の保存・輸送用に人気
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱化学、三菱化学産資、三菱ガス化学

 三菱化学産資、三菱ガス化学、東邦シートフレームの3社が共同開発した高気密性フレキシブル容器がエージレス用や食品・薬品などの保存・輸送用などに順調な伸びを見せ始めた。
 
 同容器は、ポリエチレン系ターポリン(防水布)とバリア層で構成する合計4層構造の円筒状の袋と気密ドラムの蓋とを組み合わせて製品化したもの。気密性が極めて高くバリア性に優れていること、軽量でしかもフレキシブルなので輸送や回収や保管が容易なこと、食品衛生性に優れ安全無害なこと、窒素などのガス置換が容易なこと、価格が依存の類似製品の10分の1と安いこと-などが大きな特徴。
 
 種類は、容量45リットル品、90リットル品、180リットル品の計3種。価格は45リットル品が1万7,000円。三菱化学産資が製造。同社社を含めた3社がそれぞれの得意分野で市場を開拓中。