2001年12月20日
汎用4樹脂の国内向け出荷、11月も引き続き全てが前年割れ
輸出を合わせた総出荷量も再び4樹脂とも前年を下回る
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 汎用4樹脂(ポリオレフィン3樹脂とポリスチレン)の11月の出荷数量は、4樹脂全ての総出荷数量が前年同月を下回った。前月にわずか1%ながら前年同月を上回ったHDPEも、国内向けの落ち込みが拡大したため11月は出荷トータルが再びマイナス成長に転じた。4樹脂それぞれの総出荷数量が軒並み前年同月を下回ったのは、今年に入ってこれが5度目。
 
 出荷のうちの国内向けも、4脂全てが前年同月の実績を割り込んでいる。4樹脂全ての前年同月割れは3ヵ月連続となる。LDPEが8%もの大幅減となっている点が特に目を引く。
 一方の輸出は、HDPEが前月に続いて前年を上回ったが、他の3樹脂は軒並み前年を大幅に割り込んだ。PPとPSは7ヵ月連続の前年割れである。
 
 国内向けの出荷の中では、ポリオレフィン3樹脂の主力品種であるフィルム用グレードがそろって大幅減となっている点が注目される。LDPEの一般フィルム用は9%減、HDPEの強化・薄肉フィルム用は13%減、同樹脂の一般フィルム用を合わせたトータルは同じく9%減、PPのOPP、CPP、IPPの合計は6%減--となっている。いずれも、安価な海外製品の流入の増加と工業部品向け包装の需要の縮小が大きく影響してのものと見られる。
 他の品種では、LDPEの電線用の28%減、PSの電機・工業用の同じく28%減、HDPEの中空成形用の8%減--などが目を引く。


2001年11月4樹脂生産・出荷・在庫実績
4樹脂生産・出荷・在庫実績
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