| 2001年12月19日 |
| アジア地域のエチレン相場がようやく下げ止まり |
| スポットはCFRトン当たり290ドルで落ち着き |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンターならびに大手商社筋によると、極東を中心とするアジア地域におけるエチレンのスポット相場が下げ止まりの様相を呈してきた。 12月に入ってからのオファー価格と契約価格は、いずれもCFRトン当たり290ドル平均でほぼ安定的に推移している。一部には、同300ドルを若干上回るオファーも見られる。 同地域のエチレンのスポット相場は、8月中旬を境にナフサ相場の下降や石油化学製品全体の需要の低迷で週を追って下落してきた。それがここにきてほぼ2週間同じレベルを維持しているわけで、最近ではめずらしいケース。この背景は、3ヵ月以上にわたって続いた値下がりで大幅な逆ザヤ状態に陥った韓国、シンガポール、タイなどの供給各国が、採算割れの大きい新規契約を渋り始めたことと、これ以上下げても年内の消化は無理と判断して商談を手控えるようになってきたことにあると見られる。 今後も、ナフサのスポット相場がよほど下がらない限り、年明けしばらくは新たな商談はあまりない見通しにあり、したがってオファー価格が再度下降線をたどり続ける公算は低いと見る向きが関係筋には多い。 |