2003年04月21日
5月14〜16日にビッグサイトで国際バイオEXPO
400社が出展、11テーマで専門セミナー
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:島津製作所、東洋紡、日立製作所

 国際バイオEXPO事務局(東京・新宿)は、5月14〜16日までの3日間、東京ビッグサイトで第2回目の「国際バイオEXPO」を開く。同展はリード・エグジビション・ジャパンが主催するものでアジア地区最大。内外の約400社が出展するほか、11件の専門セミナーを開く。また医薬品、化粧品、洗剤などの研究開発・製造技術展/インターフェックス・ジャパン(第16回)も同時開催される。同展と専門セミナーへの申し込み、問い合わせはFAX03-5474-2125、TEL03-5785-0706、ホームページhttp://www.reedexpo.co.jp/bio/seminar/、E-mail bio-com@reedexpo.co.jp
 
 国際バイオEXPO の基調講演は15日に行われるが新井賢一・東大医科学研究所長/臨床研究所長が「BT、IT、NTの融合によるシステム生命工学と個人の特性に基づくゲノム医療の展開」、サンヤング キム・ソウル国立大学バイオサイエンス学部教授が「大学発バイオベンチャーの世界戦略」、井出剛・トランスジェニック社長が「大規模遺伝子マウス作製と表現型解析」のテーマで行う。
 
 専門セミナーは14日に「日本バイオ市場の現状と将来展望—25兆円市場を目指して」(コースリーダー・日立製作所ライフサイエンス推進事業部事業企画センター長 中村斉氏)、「創薬に挑む最新たん白質研究実例」(同・アマシャムバイオサイエンス研究開発室長 篠原康郎氏)、「飛躍的な進歩を遂げる再生医療の最先端技術動向」(同・東洋紡績バイオ事業部長 菊地俊郎氏)、15日に「トキシコゲノミクス・毒性試験のポイント」(同・アジレントテクノロジーバイオサーチビジネスマネージャーアジア地区 西口礼子氏)、「プロテオーム研究の最前線」(同・ポストゲノム研究所社長 村井深氏)。

 16日に「ますます本格化するバイオインフォマティックスの最新研究動向」(同・日立ソフトウエア エンジニアリング ライフサイエンス推進本部長 下田正文氏)、「バイオ研究を飛躍的に進化させるナノテクノロジー」(同・島津製作所分析計測事業部ライフサイエンス ビジネスユニットマネージャー 小林章一氏)、「バイオインフォマティックスの最新研究動向」(同・日本アイビーエム公共システム事業推進部長 梶谷浩一氏)、「最新創薬プロセスの実際」(同・住商ファーマインターナショナル社長 玉井彰一氏)などのテーマで、それぞれに大学教授、研究所員2〜3人が講演する形で行う。受講料は5月7日までの申し込みがテーマごとに2万円、5月8日以降は2万4,000円。(3日間の通し券は各6万9,000円、8万円)