2003年05月06日
泉興産、新型肺炎・SARSを除去する空気清浄機をインドネシアでも発売へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

 北京、台湾などでの大量の患者発生が問題となっているSARS(新型肺炎・重症急性呼吸器症候群、サーズ)などの空気清浄機「ナノバイオE310」の輸入販売をはじめた泉興産(渡邉泰次社長、東京都杉並区梅里2-40-19 ワールドビル、TEL03-5305-3477)は、このほどインドネシアでの販売権を取得、同地での発売をめざして販売代理店の募集を開始した。
 
 ナノバイオE310はフィンランドのジェナノ社(バンター市)が製造する空気清浄機で、泉興産ではことしはじめから日本での輸入販売をはじめ、沓掛ホームや荻窪胃腸クリニック(杉並区)などに納入している。
 
 ナノバイオE310は450×390×高さ147ミリメートルの小型サイズで重量55キログラム。1時間に約250立方メートルの空気を清浄する。プロセスは空気をダクトに送り、イオンを噴射する方式。ジェナノ社では半導体のクリーンルームを製造しており、その応用製品として開発したもの。

 同機は10億分の1メートル(ナノ)クラスの直径をもつウィルスが除去できるため、コロナウィルスのサーズの直径(0.1ミクロン前後)では完全に除去できるという。日本では0.001ミクロンまで計れるパーティクルカウンターがないが、フィンランドでの検査では合格している。
 
 ナノバイオE310の国内での販売価格はリース方式で月2万円(5年契約)。泉興産では「わが国では同機の検査方法が確立していないため、国公立機関での採用が遅れているが、サーズ対策は緊急を要するので、早期に検査方法を設定すべきである」として関係機関に働きかけている。