2003年05月20日
レイテック、プラズマジェットで鉄板などを切断・溶接
圧縮ガス不要、携帯用で低コスト
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

 圧縮ガスを使わず水とアルコール、電気だけで金属の溶接、切断、銀ロウ付け作業を実現する携帯用の「プラズマジェット発生装置」試作機を開発したレイテック(伊佐太麿喜社長、東京都中央区八丁堀3-25-8、Tel/03-5540-4788)は、今秋までに量産機を製品化することになった。
 
 同装置は電源装置、プラズマトーチ、スペアパーツで構成。作動液として切断用には水、溶接用には水とアルコールを使い、約8,000℃のプラズマジェット温度を実現する。アルゴンや水素などのガス、コンプレッサーを使用しないため有害ガスや異臭などが発生しない。
 
 電源(電圧は交流100〜200ボルト)の重さは5キログラム、トーチ1.2キログラムと小型軽量。同社では出力3キロワットで最大4ミリ厚の鉄板を切断できるがこれを6ミリ厚まで拡大する研究やアーク調整弁の改良、標準化などを進めたいとしている。また、電圧を100ボルトでも使えるような技術を確立したい意向。
 
 価格1セットで30万円ていどを目標にしている。プラズマジェット発生装置の製作に当って同社は町田化成工業などとの業務提携を進めている。