2003年05月29日
MMAモノマーの出荷、輸出の縮小で4月も前年割れ
ポリマーは注型板と押出板が再び前年超えに
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 MMAモノマーの4月の出荷数量は3月に続いて前年同月の実績を下回った。減少率も11%と大きい。これは、国内向けが15ヶ月連続の前年同月超えの4%増となった反面、輸出が9ヶ月連続の前年割れとなり、しかも縮小率が33%と大きかったことによるもの。輸出の大幅減は、供給余力が同モノマー業界全体に乏しかったせいと見られる。
 これに対する生産量は前年を1%上回った。月末在庫は32%もの減少となっている。自家消費量が引き続き前年を大きく上回ったのが要因といえそう。
 
 一方、同ポリマーの出荷量は、注型板と押出板がともに前年同月を上回ったものの、成形材料はマイナス成長となった。
 注型板は、3月に4ヶ月ぶりの前年同月割れ(4%減)となって成り行きが注目されていたが、4月は再び前年同月超え(7%増)となった。これは、3月に久々のマイナス成長(3%減)となって先行きが警戒されていた国内向けが4月に4%増と回復したことによるもの。押出板の総出荷は22%の大幅増となった。6ヶ月連続の2けた増である。これには、国内需要が導光板向けを中心に引き続き活発で前年を21%上回ったことが大きく作用している。成形材料の総出荷量は4%減となった。前月に続いての前年同月割れである。構成比率の高い輸出が6%減となったのが響いている。
 これらポリマー3品目の生産は、注型板が1%減となっているが、成形材料は4%増であり、押出板にいたっては21%もの大幅増を記録している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/03529004.tif