2001年12月11日
今年のエチレンの総生産量、735~736万トンの公算
12月は多くのセンターが減産を強化
【カテゴリー】:海外
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 今年のエチレンの総生産数量は735~736万トンとなる公算が濃厚となってきた。昨年の総生産量は前年比99%の761万3,200トンであったので、今年が736万トンとなった場合は前年比3.3%減ということになる。
 今年の総生産量がおよそ736万トンになる公算が強くなってきたのは、1~11月合計の実績が前年同期比96.7%の672万7,400トンにとどまったのに加えて、12月の生産もおおむね63万トンとこれまでになく縮小する見込みとなってきたことによる。
 12月が仮に63万トン内外におさまると、前年同月の実績を約4%下回ることになる。12月単月では95年の62万7,000トンいらいの低いレベルとなる。これは、多くのエチレンセンターが11月下旬以降に一段と生産を絞る行動に出ていることによる。汎用樹脂をはじめとした主要誘導品の国内需要が引き続き低迷しているのに加え、オレフィンと主要誘導品のスポット輸出がアジア相場の一層の下落によってほとんど不可能となってきたことがその背景。
 エンターの多くは、少なくとも来年上期はもう一段の減産が必要と判断している。昨年上期の総生産量は前年同期比1.3%減の369万5,000トンであったが、来年は340万トンていどで需給がバランスするのではないかとの見方を強めている。