2003年06月13日
「化学工業4期連続の上昇」経産省の産業活動分析
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:なし

経産省は13日、1〜3月期の「産業活動分析」を発表した。全産業活動指数でみると、前期比0.6%の上昇と、横ばい傾向で推移。輸出の勢いが鈍化し、SARSの影響など先行きにはなお不透明感があり、注視する必要があるとしている。
 
 業種別分析のうち「化学工業(除・医薬品)」については「生産が4期連続増加した」など、次のように分析している。

(1)生産はプラスチック、合成ゴム、化学肥料が減少したものの、化粧品、有機薬品、界面活性剤などが増加したことにより前期比1.6%と、4期連続上昇した。出荷は合成ゴム、ソーダ工業製品が減少したものの、プラスチック、環式中間物・合成染料、化粧品などが増加したことにより同2.0%上昇。在庫はプラスチック、化粧品、合成ゴムなどの減少により同▲1.7%と、2期連続低下した。

(2)有機薬品の生産は、前期比3.9%上昇した。これはアクリロニトリル、エチレングリコール等の中国向け輸出が好調だったこと、合成ブタノールが前期の設備トラブルから回復したことによる。
 
(3)プラスチックは、生産は消費資材関連が増加したものの、生産資材、土木建築用資材関連が減少したことにより前期比0.0%と、2期連続の横ばい。出荷は、消費資材、土木建築用資材関連の増加から同0.4%の上昇、在庫は同▲1.2%と5期連続の低下となった。