2003年06月18日
ポリオレフィンの5月の国内向け出荷、軒並み前年を下回る
輸出は逆に3樹脂全てが前年を大幅に上回る
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 ポリオレフィン3樹脂の5月の出荷数量は、国内向けが軒並み前年同月を下回り、その反面輸出が揃って前年を大幅に上回るという異例の現象を呈した。PSを加えると、5月は汎用4樹脂全てが前年割れとなった。
 ポリオレフィン3樹脂の国内向けが全て前年同月を下回ったのは昨年3月いらい15ヶ月ぶりのこと。輸出が揃って前年同月超えとなったのも昨年3月いらいのめずらしいできごと。
 出荷合計は、LDPEが3%増、HDPEとPPがともに前年同月のほぼ横並びとなった。
 
 国内向けの減少の最大の要因は、今年1〜3月期に発生した前倒し需要の反動が出たことにあると見られる。もっともポリオレフィン業界の間には、前年同月の実績が3樹脂とも極めて高水準であった点を考えると今年5月が前年割れとなることは十分予想できたことと指摘する向きが多い。
 一方の輸出の大幅増の要因につては、しばらく買い控えを続けてきた中国が在庫調整を終えて再び活発な引き合いを寄せ始めたことを挙げる向きが多数を占める。
 なおPPの5月の生産量は、97年5月の24万3,800tを抜いて5月度としての史上最大規模となった。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/03618009.tif