2003年06月19日
大阪ガス、松下、三洋と東芝、荏原系2社の4社でPEFC燃料電池を共同開発
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三洋電機、東芝、松下電器産業

 大阪ガスは19日、三洋電機、東芝インターナショナルフュエルセルズ、松下電器産業、荏原バラードの4社と家庭用燃料電池を共同で開発することになったと発表した。来年3月末までが契約期間。
 
 開発するのは家庭用の固体高分子形燃料電池(PEFC)コジェネレーションシステム。4社とは個別に開発作業を行うが、松下、荏原と発電容量1キロワット、東芝と700キロワット、三洋と750キロワットをそれぞれ開発する。
 
 大阪ガスは昨年から二度にわたり燃料電池メーカーに商品化計画の説明会を開き、先月には参加希望メーカーからプレゼンテーションをうけていた。来年3月末に各社の技術、コストなどを評価し、その上で2社ていどに共同開発企業を絞り込むことにしている。同社としては2005年度中にも1セット60万円(ユーザー負担、別途40〜60万円の国の補助金を予定)ていどの燃料電池を発売する方針。