2003年06月24日
海外法人の売上高見通し、化学工業は悪化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

 経産省は23日、海外現地法人を対象にした企業動向調査を発表した。2003年度1−3期の実績と、4−9月期見通しをアンケートした。調査対象企業3,151社、回答数2000社(63.5%)だった。
 
 対象業種は13業種。1−3月期売上高は、11兆2,318億円で、前年同期比▲0.8%と5期ぶりに減少に転じた。業種別では繊維、化学、鉄鋼、電気機械など13業種中7業種が減少した。円高から北米が減少、中国や欧州は増加した。化学は売上6,992億2,000万円で▲2.9%の減少となった。日本向け輸出が29.5%増加したものの、第三国向け輸出が11.1%減少した。
 
 4−9月期の売上高見通しDI(増加と回答した企業の割合から、減少と回答した割合を引いた指数)は、プラス21.4と、3月の前回調査に比べ2.7ポイント上昇し、2期連続改善した。化学は前期比▲13.9ポイント(34.6から20.7に)で逆に悪化となった。水準では6期連続2ケタ台のプラスで推移している。北米は改善されたものの、アセアン、中国等とくにアジアの悪化幅が大きい。