2003年07月07日
韓国LG化学、豪州EDC計画中止
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

 業界筋によると、韓国のLG化学は豪州クイーンズランドでのEDC30万トン計画を
中止する。労務費、環境対策費等のアップと為替レートの関係で建設費が予定の19
3百万ドルを上回ることが分かったためで、LGでは近く計画自体の取り止めか、立
地の変更かを決める予定。

 LGはPVCの生産能力を2002年の100万トン(韓国76万トン、中国24万トン)から
2005年には143万トン(韓国86万トン、中国57万トン)に増やす計画で、原料EDC
(2002年自製25万トン、購入49万トン、自製比率34%)を2005年には消費量111万
トンのうち自製を55万トンとして自製比率50%とする計画をたてていた。

 計画ではLG 80%、豪州塩業会社ほか20%のJVを設立し、2005年末完成で電解24万
トン(ソーダベース)とEDC30万トンプラントを建設し、それに合わせて中国にV
CM 10万トンプラントを建設することとなっていた。豪州を選んだのは、電力費が
安いこと、近くに工業塩の産地があること、アルミナ工場が近くにあり苛性ソーダが
処理できること、インフラが整っていることが理由であった。