2003年07月15日
PS業界の稼働率、7月以降は平均93%の高水準に
PSジャパンの設備廃棄もあって需給の均衡が進む
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:PSジャパン

 ポリスチレン(PS)メーカー4社の今年下期の平均稼動率は93%前後となる公算が濃厚となってきた。上期の平均を3ポイント内外上回ることになりそう。PSの場合、かなり高率稼動といえる。

 下期の稼動率の拡大が必至と予想されているのは、内外の需要が4〜6月期をボトムに回復傾向をたどると見られるのに加え、全体の設備能力が6月末のPSジャパンの設備廃棄によって上期を下回ることが確定しているため。
 
 PSジャパンの設備能力は、6月23日に年産8万5,000tプラントの操業停止によって4工場合計45万5,000tに縮小している。これに伴い、同樹脂業界全体の総設備能力は4社合計で104万4,000tに減っている。ピークは96年の9社合計155万8,600tであったが、わずか6年で67%に縮小したわけ。過去2年間だけでも約10万tの設備廃棄が実施されている。それに今回のPSジャパンの設備処理が加わったわけで、こによって全体の需給バランスは一段と改善されることになりそう。