2003年07月17日
PSP工業会が「PSP技術発表会」を開催
機能・経済両面の優位性や安全性をアピール
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:積水化成品工業、東洋スチレン、日本スチレン工業会、発泡スチレンシート工業会、JSP

 発泡スチレンシート工業会は16日、東京・中央区の中小企業会館に発泡スチレンシート(PSP)成型加工企業を中心とする需要家各社を招いて技術セミナー「PSP技術発表会」を開催した。
 これは、機能面と経済性の両面においてPSPが保有する優位性と安全衛生性等について、より多くのユーザーに理解を一層深めてもらいたいとの狙いから企画されたもの。
 この日会場には、事務局の当初の予想を大きく超える需要家およそ140人が集まり、5人の講師の講演と技術調査結果の発表等に熱心に耳を傾けた。講演・発表内容は以下の通りであった。
 ▽「PSPと容器包装リサイクル法」=林正泰・ポリスチレンペーパー成型加工工業組合事務局長。
 ▽「PS食品容器の安全性」=斉藤敦・日本スチレン工業会安全衛生委員長(東洋スチレン専務)。浮田健吉・同工業会安全衛生委員(東洋スチレン技術管理部長)。
 ▽「PSPトレー等のLCIデータ調査」=佐々木秀明・PSP工業会技術委員会委員(積水化成品工業)。
 ▽「丼カップの材質別保温性比較試験」=池田敏夫・同委員会委員(サンポリマー)。
 ▽「食品トレーの材質別保冷性比較試験」=石原義久・同委員会委員(JSP)。