| 2003年07月17日 |
| ポリオレフィンの上期の出荷は揃って前年超え |
| 1〜3月期の国内向けの好調が支えに |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
ポリオレフィン3樹脂の今年上期(1〜6月期)の出荷数量は、3樹脂全てが前年同期を上回った。PPは3.0%増、LDPEは2.2%増となっており、HDPEもわずか0.1%ながら前年を上回っている。 うち国内向けも、揃って前年同期超えとなっている。LDPEは3.1%、PPは1.2%、HDPEは0.2%それぞれ前年同期を上回っている。 ポリオレフィン3樹脂の国内向けが、小幅ながらもこのように揃って前年同期を上回ったのは、1〜3月期の出荷が値上げ前の先行需要の発生で予想以上の規模となったことによる。同期の実績は、LDPEが前年同期の7.1%増、PPが5.7%増、HDPEも5.3%増という高水準であった。対する4〜6月期は、HDPEが4.5%減、PPが3.2%減、LDPEが0.9%減と揃って前年同期を下回ったが、1〜3月期の“貯金”が効いて上期トータルでは全て前年超えとなった。 一方の輸出は、PPが前年を20%上回ったものの、LDPEは3%、HDPEは1%それぞれ前年を割り込んだ。PPの場合は、1〜3月期が6.8%増と順調な伸びとなったのに加えて4〜6月期が42.5%もの成長を遂げた点が注目される。LDPEは、逆に1〜3月期が18.2%減と不振であったため、4〜6月期が18.2%増えたもののトータルでは前年を下回る結果となった。HDPEも同様に1〜3月期の1.7%減を4〜6月期の1.1%増でカバーし切れなかった。 期末在庫は、LDPEが前年同期末比1%減、HDPEが13%減、PPが18%増となっている。HDPEの在庫の減少は生産が3%縮小したことによる。PPの増加は、生産がHDPEとは逆に15%もの大幅増となったため。 |