| 2003年07月28日 |
| JRCC、消費者団体と第7回対話集会を開催 |
| PRTRの届出データーを中心に活発に意見交換 |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:なし |
日本レスポンシブルケア協議会(JRCC)は26日、東京・四谷の主婦会館で全国消費者団体連絡会との間で「第7回対話集会」を開催した。 今回の消団連との対話集会は、同協議会が社会との相互理解を深めるために化学工場周辺の地域住民や都市部の一般市民との間でかねてから積極的に開催している対話集会のうちの“市民対話版”の一つ。 今回は、今年3月に公表されたPRTR届出データについて消団連ならびに関連団体のリーダと率直に情報と意見を交換することを目的に開催された。はじめに化学物質アドバイザーの中山和則氏がPRTRデータの概要を解説、続いてJRCC側が補足説明したあと質疑応答に入った。 消費者側からは、「一部地域で農薬の排出量が際立って多いのはどうしてなのか」、「化学企業は排出量を減らすに当たって量の多いものを優先する考えをとっているのか、あるいはリスクの大きいものを優先すべきと考えているのか」、「河川の汚染は進んでいないのか」--等々、活発な質問が寄せられた。また、「PRTRとは別の問題だが」と前置きして「以前はまぐろにダイオキシンが含まれているといって大騒ぎになったが、最近は、金目鯛にもダイオキシンが蓄積されているので危ないと指摘するひとが出てきた。とても不安でどうしてもこれらの魚を敬遠することになりがちで、また、たまに食してみても気になってかつてのようにおいしく食べられなくなった。この問題はどう考えればいいのか」とJRCC側の出席者に意見を求める向きも出た。 これまでの会合で化学物質に関する知見がかなり蓄積できていることもあってか、消費者の発言には、かつてのような誇大な報道や誤った固定観念に基づく的はずれの発言は皆無で、「より正確な情報のより迅速な開示を希望する」など化学業界に対する建設的な提言を口にする向きが多かった。 |