2003年07月29日
主要石化品の6月の輸入、多くが前年を上回る
1〜6月計では前年超えと前年割れがほぼイーブン
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 主要石油化学製品の6月の輸入通関数量は、多くの製品が前年同月の実績を上回った。エチレンは前年6月がゼロであったのに対して今年は8,828tを記録、プロピレンも前年の2.32倍の5,759tに達している。そのほか、EDC、フェノール、アクリル酸エステル、HDPE、PETなどが大きな伸びを遂げている。
 逆に、ベンゼン、酢酸、DMT、AN、PC、ABSなどは前年同月を大きく下回った。
 
 これに伴う上期(1〜6月)トータルの輸入通関数量は、前年同月超えと前年同月割れがほぼ同一の割合となっている。うちエチレンは3万3,235tで19.3%増、プロピレンは1万2,904tで2.09倍となっている。このほかの前年超え品目の中では、フェーノール90.1%増、アクリル酸エステルの19.0%増、PCの17.4%増、ABSの15.7%増などが目立つ。前年割れとなった品目では、ベンゼンの33.0%減、スチレンの60.4%減、酢酸の45.5%減、DMTの30.7%減などが目を引く。

 主要石油化学製品の6月の輸入通関数量は以下の通り。単位はトン。かっこ内は前年比。右は1〜6月の累計。

▽エチレン        8,828(前年ゼロ)   33,235(119.3%)
▽プロピレン       5,759(231.9%)     12,904(208.9%)
▽ベンゼン       10,829( 65.0%)     38,663( 67.0%)
▽スチレン        3,497(116.6%)     8,442( 39.6%)
▽EDC          11,147(142.7%)    141,298( 84.0%)
▽メタノ−ル      185,941(114.3%)   987,221(109.4%)
▽フェノール       6,316(156.6%)    22,392(190.1%)
▽酢酸          3,119( 34.7%)   16,828( 54.5%)
▽アクリル酸エステル   5,170(164.1%)   23,131(119.0%)
▽DMT          2,613( 45.2%)    18,702( 69.3%)
▽AN          3,438( 59.6%)     26,716( 70.2%)
▽LDPE         12,468(122.3%)     73,635(112.3%)
▽HDPE          4,212(166.9%)    13,512( 88.4%)
▽PPホモポリマー     3,086(118.2%)    12,399( 87.8%)
▽PPコポリマー     12,485(117.1%)     61,334( 97.4%)
▽ABS          1,673( 82.3%)     8,702(115.7%)
▽POM          1,731(106.8%)      9,402(106.9%)
▽PC           3,451( 68.6%)    29,386(117.4%)
▽PET          37,061(155.4%)    170,888(115.5%)
▽ポリアミド       4,711(112.6%)     29,493(106.8%)