2003年07月31日
訪中国旅行者のビザ取得不要、9月にも実施へ
滞在15日まで、観光、商用とも
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:なし

 中国政府観光局は中国への日本からの旅行者の査証(ビザ)取得を9月にも不要とすることになった。観光業界筋によると日中両国政府としてはすでに滞在期間が15日までの中国旅行を観光、商用ともビザなしで渡航することを基本的に合意しているという。李肇星中国外相が8月中に訪日するスケジュールになっているので、この際、正式に発表するものとみられる。
 
 中国は新型肺炎(SARS)が終息した7月はじめから何光偉観光局長が、同月中旬に来日して、安全宣言を行うと同時に、いくつかの新しい特典を示して、活発な訪中を呼びかけた。また、ことしは日中平和友好条約締結25周年に当たることや、企業誘致、そして2008年のオリンピック開催の盛況を誘導する行事に取り組んでいることなどで、旅行者の優遇に積極的である。
 
 SARS終息後の日本旅行者への特典としては、さきに日本旅行社の上海事務所新設やJALパック旅行社が100%出資する現地法人の認可。また、天津市、山東省、浙江省、江蘇省、遼寧省からの訪日団体の認可(従来は、北京市、上海市、広東省)がある。
 
 なお、中国から日本への団体旅行は2000年9月から解禁されているが、渡航の際はビザが必要になっている。