| 2003年08月01日 |
| 照明用発光ダイオードに国際標準化の動き |
| 8月3日、北米照明学会 測定方法や製品規格で |
| 【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:なし |
電球やけい光灯にかわる照明用の白色ダイオード(LED)が、広く一般家庭やホールなどで採用される見通しのなかで、発光の測定法や製品規格を標準化するための会議が8月3日、カナダで開かれる。 同会議は北米照明学会によるもので欧州、日本、韓国、台湾、米国などが参加することになっている。白色LEDを照明用に使う動きは、まだ、国によってバラつきがあるが、技術的には工業化できる段階にきており、標準化が今後の大きな課題となっている。 発光ダイオードは液晶パネル、液晶TV、携帯電話、カーナビなどのディスプレイ用バックライトとして普及しているほか鉄道、道路の信号機、野外ディスプレイパネル、自動車のテールランプにも使われている。発光素材として赤緑青(RGB)が開発され、この三原色組み合わせで白色もだせるようになったことから、照明用の白色のコストダウンや標準化が課題となっている。 わが国はこれまでに経産省が中心となって「21世紀のあかりプロジェクト」をたち上げ、ことし3月に一応の研究を終えている。このプロジェクトでは大気中の近紫外LEDからの特定波長の励起によってけい光が発光するという発光メカニズムが構築された。 けい光体の物性制御、構造制御、新規材料探求によって白色光源の性能が飛躍的に向上する可能性があるといわれ2007年ごろに製品が市場に登場するとの見方がでている。わが国で住宅用の照明に使われれば、70%ていどの代替率で約5,000億円の市場が開けると見られている。 |