2003年08月06日
ダイキン工業とニッセイ、産業用設備機器事業で業務提携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:ダイキン工業

 ダイキン工業、ニッセイ(本社:愛知県安城市、佐藤明敏社長)の両社は5日、産業用設備機器分野で業務提携し、両社の強みを生かしながら、事業の拡大を図ることで合意したと発表した。

 ダイキン工業は産業用油圧機器事業、ニッセイは産業用伝導機器事業でそれぞれ高い技術力と販売力をもっており、今回の提携により、両社は既存商品の相互供給、販売協業、伝導機器の生産協力などを行う。

 ダイキン工業の油圧機器事業の年間売上高は153億円(2003年3月期、連結ベース)。空調、フッ素化学事業に次ぐ第3の柱となる事業として、他社に先駆けてインバーター駆動の油圧技術を商品化するなど、国内油圧市場では有力な地位を占めている。

 ニッセイは、年間売上高128億円(2003年3月期、連結ベース)で、減速機を主体とした事業展開を行なっており、数多くの機種を短期間で納品するなどトップクラスの競争力を有している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/030806daikin.doc