2003年08月07日
日東電工、液晶用の高輝度フィルムを発売
米国3Mと共同開発の新製品
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

 日東電工は輝度、視野角特性、薄型化などで在来品より優れた特性を持つ液晶用フィルムの新製品をこのほど発売した。この新製品は偏光板と液晶用輝度向上フィルムを一体化したもので、液晶パネルのバックライトの光を選択的に反射し再利用することによって視野角や色再現を犠牲にすることなく、液晶パネルの輝度を向上させる仕組み。ユーザーの液晶パネルメーカーから注目されていた。
 
 同社と米国3M社(ミネソタ州セントポール)が共同開発し、さる5月に商品化を発表していた。日東電工は偏光板、3Mがビキュイティブランドのフィルムを供給する形をとっている。液晶パネルメーカーは携帯電話、カーナビなどから大型テレビに至る各種製品のパネルのニーズに応えるため高輝度化などの性能アップに取り組み、電力の低消費化もはかっている。とくにバックライトの光の利用効率向上がポイント。
 
 日東電工は在来の液晶用フィルムの販売を順次、新製品に切り換える方針。ただし在来のフィルムについても要望があれば供給を続けるとしている。