2003年08月20日
住友製薬、「スミフェロン」に900万国際単位品追加
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:住友製薬

 住友製薬は20日、インターフェロン アルファを900万国際単位含有する「スミフェロン900注」を発売したと発表した。

 「スミフェロン」は、1992年にC型慢性活動性肝炎の効能を取得して以来、C型慢性肝炎の治療薬として広く使われてきた。「スミフェロン」のC型慢性肝炎に対する用法・用量は300~900万国際単位であり、初回連日投与では、900万国際単位が使用されるケースが少なくなかった。
 
 これまで、900万国際単位を投与するには300万と600万国際単位品の2本を投与する必要があった。900万国際単位1本(1.5mL)で済めば、それだけ患者の負担が軽減できる。

 同社は現在、バイアルタイプの「スミフェロン」とディスポーザブル注射器に薬液を充填した「スミフェロンDS」を、それぞれ300万と600万国際単位品で販売しているが、バイアルタイプの900万国際単位品を加えラインナップの充実を図った。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=1270