2003年08月26日
日本板硝子、多層合わせ構造の防犯ガラス新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:日本板硝子

 日本板硝子は26日、防犯ガラス「セキュオ」シリーズとして、新たに「セキュオHG」の発売を開始したと発表した。凶悪化、多様化する侵入盗の侵入手口に対応するため、従来の「セキュオ」シリーズの防犯性能をさらにアップさせた。

 ふつう防犯ガラスには2枚のガラスに中間膜をはさみ込んだものが多いが、「セキュオHG」は多層合わせ構造となっており、耐貫通性能を大幅に向上させた。「打ち破り」や「こじ破り」といった侵入手口に対して非常に高い効果を発揮する。また高い耐炎性能ももっている。
 
 多層構造の合わせガラスのため、総厚みが10~12ミリ程度あるが、アタッチメントを装着することによって住宅用サッシにも装着でき、一般家庭の窓に採用が可能。もしガラスが破損した場合でも、破片が飛び散らないため安全。この中間膜は人体に有害な紫外線を99.9%以上カットし、カーテンや家具などの変色・褪色を防ぐ。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/030826itagarasu.doc