2003年09月01日
9月10日から幕張メッセで「2003分析展」
白川、田中のノーベル賞2氏が講演、独の出展も
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:旭化成、島津製作所

「第41回 2003分析展」が9月10日から12日まで千葉の幕張メッセ・国際展示場で開かれる。ことしは日本分析機器工業会(JAIMA、矢島英敏会長)主催の特別講演会で白川英樹・筑波大学名誉教授が「導電性高分子の発見と開発」をスピーチするほか、JAIMAフォーラム2003では田中耕一・島津製作所フェロー「ソフトレーザー脱離イオン化法の起源と発展」、晝馬輝夫浜松ホトニクス社長「ライフサイエンスの最前線からみた分析機器」のノーベル化学賞受賞2氏の講演を含む“科学技術立国を支える分析産業”の講演が予定されている。
 
 さらにことしから日本分析化学会の主催で「東京コンファレンス」が開かれる。同コンファレンスは分析化学東京シンポジウムと応用スペクトロメトリー東京討論会が合流して、世界的な分析展として有名な「ピッツバーグ コンファレンス」のアジア版を目ざしたもの。瀬田重敏・旭化成特別顧問と尾身幸次衆院議員が基調講演を行う。
 
 展示場には内外168社が755小間にわたって出展する。入場無料。問い合わせはJAIMA、TEL/03-3292-0642、ホームページは http://www.jaima.or.jp/show

 なお、展示は製品・分析技術の紹介が幕張プリンスホテル・プリンスホールで72社(テーマ202)あるほか、展示場で大学、国の研究機関コーナー、テーマ展示コーナー(産総研、マイクロ化学プロセス技術研究組合など)が開かれる。ドイツの精密・光学機器工業会(企業13社)からの出展もあり、過去最大の規模となる。