2003年09月01日
三菱化学メディア「8倍速記録対応DVD+Rディスク」新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱化学、三菱化学メディア

 三菱化学メディア(本社:東京都港区、小林喜光社長)は1日、8倍速書込み規格に対応するDVD+Rディスク(データ用)を開発したと発表した。11月初旬から順次発売する。

 記録型DVDの高速化と記録/再生時の互換性を実現した。アゾ系有機色素の開発技術を持つ同社は、追記型DVD記録膜に独自色素「ダイン・アゾ(DYN-AZO)」を採用。今回新たに1 - 8倍速記録対応の新色素を開発することにより、記録感度及び高速記録時のパワーマージンをアップさせることを可能にした。
 
 これにより、今後発売される8倍速記録対応ドライブとの記録互換性を確保すると同時に、2.4倍速、4倍速対応ドライブにおいても安定した記録特性を保持する。また、超精密基板成形技術を適用することでディスクの微妙な反りをコントロールし、高速記録時のエラー要因を抑制。記録/再生時の安定性がさらに向上したとしている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/030901mmedia.doc