2003年09月04日
EPS製断熱材に国交省が防火性能認定書を交付
フォームスチレンの新市場開拓に光明
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:なし

 日本フォームスチレン工業組合と発泡スチレンビーズ(EPS)メーカー5社はかねてから国土交通省に対してEPS製断熱材の防火性能の認定方を申請していたが、このほど同省から揃って正式認定書の交付を受けた。
 
 同認定書は、同組合加盟のフォームスチレン加工メーカー80社が製造するEPS製断熱材が建築基準法第2条第8号の防耐火基準に合致する性能を備えていることを認めたもの。加工メーカー80社を代表するかたちで同組合と原料EPSメーカー5社が共同で認定を申請してきたことに対して、建材試験センターがサンプルに炎を30分間当てる厳しい防耐火実験を実施した結果十分な防火性能を備えていることが確認できたため認定材料の一つに加えることにしたもの。
 これによって、EPS製の断熱材もPS押出ボード、グラスウール、ロックウールなどと同様に住宅の外壁材の内側の断熱材として使用することが認められることになる。欧米では早くからEPS製断熱材が普及、EPSの需要の過半が断熱材で占められている。わが国でも今回の認定がスプリングボードとなってEPSが住宅分野にも強力な基盤を構築していける道が開けたといえる。