2003年09月26日
PPフィルムの8月の出荷、ほぼ前年同月の横並び
OPPは4ヶ月振りに前年超え、CPPが微減
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会

 日本ポリプロピレンフィルム工業連合会は26日、同工業連合会加盟のOPP(延伸PPフィルム)メーカーならびにCPP(無延伸PPフィルム)メーカーの8月における出荷実績を集計した。
 それによると、OPPの総出荷数量は前年同月比100.2%の1万9,272t、CPPは同98.2%の1万676tとなっている。うちOPPは4ヶ月振りの前年同月超えである。主力の食品包装向けが1.5%増と底堅い成長を続けていることによる。一方のCPCは7月に4ヶ月振りに前年同月を上回ったが8月は再び前年割れとなった。メーンの食品包装向けが再び前年割れとなったのが響いている。
 トータルは2万9,948tで前年同月比は99.5%となっている。ほぼ前年同月の横並びということになる。
 この結果、1月から8月までの累計は、OPPが16万5,516t、CPPが9万4,812tの合計26万328tとなった。対前年同期比は、OPPが103.7%、CPPが101.1%、合計が102.7%となる。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/030926ppf.tif