| 2003年10月03日 |
| シチズン電子、照明用白色LEDを来年3月量産化 |
| 世界最高の40ルーメン/W |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:なし |
白色LED(発光ダイオード)の照明市場での実用化が進むなか、シチズン電子(枡沢敬社長、山梨県富士吉田市)は、一般照明用としてハイパワー白色LEDランプCL−650Sシリーズを開発、04年3月から量産をはじめることになった。 同社はチップLEDランプのトップメーカーで、これまで携帯電話用を主力に電子機器向けにLED製品を数多く供給してきた。超高効率パッケージの採用により、問題となっていた放熱性を解消、世界最高水準の発光効率を実現したことで照明機器市場に参入したいとしている。 照明機器の基板の片面(裏面)から実装することによって従来、基板上で構成していた放熱用の回路が不要になり、コストダウンが進んだ。また光シュミレーション技術に基づいた集光設計によって04年3月の量産開始時に(30 1m/w:ルーメン ワット)、さらに9月には40 1m(従来は20 1m/w)を達成できる見通し。 サンプル出荷は本年12月から始め、04年3月には月産50万個、04年末には300万個をめざす。サンプル出荷時は1個2,000円、量産化後は数百円ていどになるという。 白色LEDは蛍光灯や白熱灯に比べ、消費電力が小さく、寿命が長いため次世代の一般照明用光源とし注目が集まっている。発光効率はいまのところ蛍光灯の約96 1m/wより低いものの白熱灯の約16 1m/wを上回っている。 寿命は約4万時間、白熱灯の約20倍で発熱量が少なく、メンテナンスフリー、しかも小さくて薄いなどの特徴がある。パッケージは5.0mm×7.0mm×5.0mmと小型で、LED素子1〜4個を実装している。 |