| 2003年10月06日 |
| PETボトルのリサイクル量が8月も減少 |
| 異例の2ヶ月連続の前年同月割れ |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:なし |
順調に拡大してきた容器包装リサイクル法に基づくPETボトルの再商品化(リサイクル)実績に異変が生じてきた。 日本容器包装リサイクル協会の調べによると、8月の使用済みPETボトルのリサイクル総数量は1万149tで、前年同月の実績を8.3%下回った。7月の10.1%減に続く2ヶ月連続の前年同月割れである。これに伴う4月から8月までの累計は4万8,540tで、前年同期をわずか2.0%上回るにとどまっている。容器包装リサイクル法に基づく分別収集PETボトルの月間リサイクル数量は、同法が施行された平成9年4月いらい一貫して毎月前年の実績を上回ってきた。それだけに、ここにきて突然マイナス成長に転じたことに対しては衝撃を隠せない関係者が多い。 日本容器包装リサイクル協会では、7月と8月が連続して前年同月割れとなった最大の要因は冷夏によって清涼飲料の売れ行きが極端に落ち込んで地方自治体の分別収集量が減少したことにあると分析している。天候不順がストレートに影響しての一時的な現象との判断なわけだ。このため関係者の間には、秋以降は需要が例年のペースに戻って、収集とリサイクル数量も再び前年同月を上回ることになるとの期待も広まっている。 なお、PETボトルの8月の総リサイクル量のうち50.07%が繊維化で占められている。これに続くのはシート化で全体に占める構成比率は41.76%、残りはボトル化の4.07%、成形品化の2.90%、その他1.20%となっている。繊維化が縮小し、シート化が逆に拡大する傾向が一段と鮮明になってきている。 |